OpenAIのGPTやAnthropicのClaudeなど、日々バージョンアップを続ける生成AIはコーディングの補助ツールとしてとても強力なものになりました。
VSCodeやCursorなどの統合開発環境も生成AIをシステム開発に活用していくうえでの強力なサポートとなっています。
2024年9月現在では、数多くのLLMが各社からリリースされています。冒頭で紹介した2大LLMの他、GoogleのGeminiやマイクロソフトのCopilot、MetaのLlamaなど挙げていくとキリがないところですが、この記事では私がWebシステム開発に良く使うClaude3.5sonetを紹介したいと思います。
https://www.anthropic.com/news/claude-3-5-sonnet
Claude3.5sが登場する以前はGPTシリーズを利用していたのですが、このClaude3.5sが登場してからはGPTの使用頻度が下がり続け、2024年9月には生成AIを使用するうちの95%をClaude3.5sが占めていました。
Cursorを使ったシステム開発をしていますが、例えば関連するクラスやコードファイルを読み込ませてコードを生成してもらうと、GPT4oよりもClaude3.5sのほうが利用できるコードが生成されるケースが多いというのがその理由になります。
APIを利用しての生成がメインのため従量課金で費用がかかるのですが、APIの使用料金自体が日々値下がりしており、2024年9月は$5程度の使用料でした。
APIはトークン当たりで課金され、GPT4oもClaude3.5sも費用感としてはほぼ同等といった印象です。ChatGPT Plusを利用した場合は月額$20の定額ですが、API利用に限って言えば、月にそこまでの使用料金になることは無さそうです。
テキスト生成AIの今後としては、OpenAIはGPT5が噂されていますし、AnthropicはClaude3.5Sonnetより高性能なClaude3.5Opusが控えています。より高性能な生成AIの登場によって今以上にシステム開発の生産性の向上が期待できるのではないかと思います。
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